【安曇野】長野県に新しい自動車ナンバーが誕生する!?!【南信州】

長野県に新しい自動車ナンバーが増えることを皆様はご存知ですか?

調査しましたので良かったら最後まで読んでいってください!

現在長野県にあるナンバーは何種類?

長野県には現在「長野」「松本」「諏訪」の3種類の自動車ナンバーがあります。

1965年まで長野県は「長」ナンバー1種類でした。

1966年に東北信地域は「長野」、中南信地域は「松本」に分割されました。

ご当地ナンバー制度から誕生した「諏訪」

諏訪」ナンバーは松本ナンバーから独立したナンバーになります。

ご当地ナンバー制度第1弾に採用され2006年に誕生しました。

諏訪ナンバーのエリアは、岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村です。

諏訪ナンバー以降長野県にはご当地ナンバーは誕生していません。

安曇野ナンバーと南信州ナンバーの導入が決定!!

国土交通省が新たなご当地ナンバーの追加を発表しました。

新たに追加される地域は、十勝、日光、江戸川、安曇野、南信州、彦根の6地域です。

安曇野南信州ナンバーの追加も決まりました!

2025年5月から交付が始まるようです。

詳しくは下記URLをご覧下さい。

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001602793.pdf

安曇野ナンバー誕生

画像はバイク用のナンバー

安曇野市を中心として、安曇野ナンバー検討協議会が設立され、導入を目指していました。

安曇野ブランドの知名度を高めて、観光振興・地域振興を促進することが目的です。

対象エリアは、安曇野市、生坂村、池田町、松川村の4市町村です。

この4市町村は松本ナンバーから安曇野ナンバーになります。

安曇野ブランド向上の取り組み

安曇野市は、2012年に長野自動車道豊科インターを安曇野インターに名称変更しました。

標識の変更費用等は安曇野市が負担していますが、費用以上に大きな経済効果を見込めるとし変更を行いました。

積極的な安曇野市の動向に今後も注目です!

安曇野市HPより引用

https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/6/93956.html 

南信州ナンバー誕生!

南信州広域連合HPより

安曇野市と同じく、飯田市をはじめとする南信州広域連合もご当地ナンバーである「南信州」ナンバーの導入を検討していました。

対象エリアは、飯田市、高森町、松川町、阿南町、阿智村、売木村、大鹿村、下條村、喬木村、天龍村、豊丘村、根羽村、平谷村、泰阜村の14市町村です。

上記14市町村は松本ナンバーから南信州ナンバーに変わることとなります。

導入の目的としては、地域の知名度向上、地域の一体感の醸成、安全運転の意識の向上が挙げられています。

なぜ南信州なのか

なぜ飯田ナンバーではなく南信州ナンバーなのでしょうか。詳しくは分かりませんでしたが、古くから南信州という地名は使われていて、三遠南信というくくりで親しまれている地域ではないかと思われます。(東三河、遠州、南信州)

南信州広域連合HPより引用

https://minami.nagano.jp/office/wp-content/uploads/2022/10/ご当地ナンバーチラシ(南信州広域連合).pdf

佐久ナンバー、軽井沢ナンバーは中止になった?

諏訪ナンバーが導入された2006年頃、佐久と軽井沢でもご当地ナンバーを導入する検討が行われていました。

導入基準としては10万台以上が必要になります。佐久市、軽井沢町単独だと10万台には及びません。

佐久市と軽井沢町が協力し近隣の自治体を巻き込むことで、台数の基準を突破しご当地ナンバーとして許可されますが、「佐久」「軽井沢」どちらの名称を使用するか決めることができず、断念する流れとなりました。

佐久市は北陸新幹線が開通後、少子化の中小学校が新設されるなど発展を遂げています。そして軽井沢町は軽井沢ブランドとして全国各地から観光客が訪れています。

結果としてどちらもブランドとして確立されているため、ご当地ナンバーを作りたいが為に妥協しなかったことは正解だと思えます。

今後、ご当地ナンバーの条件が緩和された際に「佐久」「軽井沢」それぞれのナンバーが誕生するかもしれませんね!

5種類は全国トップクラスの種類の数

2025年の交付開始後、5種類以上のナンバーがある都道府県は8ヶ所になります。

11種類→北海道、東京都

10種類→千葉県

8種類→愛知県

7種類→埼玉県

5種類→福島県、静岡県、長野県

最後に

南信州ナンバーの導入目的に安全運転意識の向上とあった通り、車の運転の仕方で良くも悪くもその地域が目立つことになります。

また、ご当地ナンバーは地域の愛着を上げ、市町村の転出を防ぐ効果もあるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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